「痴女は実在するのか」という(私的に)永遠のテーマがありますが、最近思うのは「痴女ってあたりまえにいるよね」ってことです。私はこれまで「痴女とはファンタジー」だと思ってましたが、それはとてもトホホな引きこもった考え方だったんですよね。私、説明が下手なんで、最初に今の仮説というか結論を書いておきます。それを言いたくて仕方ないんでこの記事も書いてるので。
それは…
「痴女はいます! でも痴女は存在というより、状態です!」
「痴女は、『性的プロトコル(エッチのための合意形成手続き)』の新しい形を具体化したもの!」
後で書きますけど、アツアツ、ラブラブの状態のカップルでは、女の子はよく痴女っぽいことしてると思うんですよね。
「痴女」そのものになっちゃうと、いろいろ生きづらいことも多いでしょうが、「痴女状態」は女性にも男性にもきわめてハッピーな状態で、その状態には誰でもなる可能性があると思います。
「性的プロトコル(エッチのための合意形成手続き)」とはいったい何を言いたいのか。
プロトコルという言葉がカッコ良さげだから使いたいだけじゃないのか(そのキライはありますね)。
カップルになっちゃえば、痴女状態になるのは比較的かんたんですが、それまで関係の無かった男女間では難しいです。
関係の無い男女がバンバン、エッチする世の中は無法状態じゃないの?って気もしますが、私はバンバンしたいです。
でも無法状態はいやです。北斗の拳やマッドマックスみたいな世界では、3秒も生きていられる自信がありません。
関係の無い男女がエッチする関係になるっていうのは、つまりラブストーリーです。ラブストーリーなら世の中にあふれています。
でも、大半のラブストーリーは「好きという感情」が最重視されます。お互いに「好きという感情」を持っていて、なのに素直に表現できないとか、片方しかその感情を持っていないとか、お互い好きとわかっているののに、何度もすれ違うとか、いろいろパターンはありますが、なんにしろ、「好きという感情ありき」です。
でも、それは精神とか心は、体に優先するという、「理性のおごり」みたいなところもありますよね。
気持ちはあわないけど、体はあう、という関係は実際にあると思います。エッチにおいて相性はすごく大事です。身もふたも無いかも知れませんが、お互いの持ち物の相性がすごく大きいと思うんですよね。でも、お互いの持ち物を事前に確認するのは、普通無理です。だから、持ち物の相性について語られていることは少ないです。それより前戯の時間とか、ちょっと髪を撫でるとか、性愛のテクニックが語られます。
でも、正直言って、持ち物合わないと、やっぱりきついですよね。
……早くも話がそれはじめています。
ものすごく誤解される可能性を感じながら書きますが、「もっと気軽にエッチできるといいな」と思うんです。書いてみてわかりました、バカか、私。
それって、精子をまき散らしたいという、射精という生理現象をもった男性という生き物の願望でしょ?って思われるかも知れません。
そうかも知れません。そうかも知れませんが、そうじゃない気がしてならないんです。
今、私が書いてることは、自分でも本当にバカだと思います。
でも、エッチがしたいっていう欲望って、ほんとに人を狂わせます。
すでに功なり名なりをあげた人が、エッチに関してどれだけ事件を起こしているか。
性風俗は規制される一方です。ソープランドは新しく作ることは実質不可能で減る一方です。大河ドラマ『平清盛』にからんだ観光のため、福原ではソープへの取り締まりがきつくなったり、石川の温泉街もソープを排除しようとしたりしてます。
その分、デリヘルは盛んになってますが、働く女の子のことを考えたら、店舗型の方が安全です。
その一方で未婚率は異常なくらいに高くなり、婚活ビジネスが盛んになっています。なのに不倫率はたぶん高まってます。
……また話がそれました。
性的に抑圧されるのは法的社会ではある種仕方ないことだと思いますが、すごく童貞的・処女的感性が支配的じゃないかと思うわけです。
……結局まとまってませんね。
私が思ってることにたぶん近くて、もっと深く、おそらくは切実に考えてる人の文章に頼りましょう。
ものすごく鮮やかで、エモーショナルで、シビれました。
北原みのりさんが書いた「京都教育大学の集団強姦事件」についてのコラムです。
→京都教育大学の集団強姦事件
痴女はファンタジーじゃないよ!
「痴女」とはM男の願望を満たすためのファンタジー的存在であって、リアルな女性にそういうの求めると痛いよって思ってましたが、それこそ童貞的感性だったんじゃないかと今は思うんですよね。
そう思ったきっかけは、「GANTZ(ガンツ)」っていうマンガです。主人公の彼女のタエちゃんは、地味で控えめな感じの女の子なんですけど、このコが、テレビを見てる主人公のズボンを勝手にさげて、ペロっとフェラチオするシーンがあるんですが、これを読んだときに「これだッ!」と神のイカヅチが私を直撃したのでした。大げさですね。
※ところで、このタエちゃん、どんどん大活躍するようになり、全裸で街を逃げ回るハメになったりします。実写映画では吉高由里子でしたが、いい感じの地味さと、なのにかわいいっていうところ、ヌードもOK(吉高由里子も脱いでますが)っていう点から、わたしはぜひ「つぼみ」にタエちゃんを演じてもらいたいと思います。
男からしたら、自分から求めてないのに、女の子にパクっとされるっていうのは理想的じゃないでしょうか。これ、痴女的行為そのものですよね。
タエちゃんはたぶんエッチしたかったんですよね、そのとき。で、スリスリして無言のアピールをするとか、キスを求めるとか、いろいろなアプローチがある中で、いきなりパクっを選んだのは、おそらく茶目っ気とかサービス精神とかですよね。
一般的な「痴女」への認識、それはヘンタイ、病気、犯罪者。
「痴女」は「痴漢の女版」というのが、いちばん一般的なイメージじゃないでしょうか。「痴漢」←→「痴女」と字を見てもそうですよね。
前にも書きましたけど、私が大好きなパチンコライターの森本レオ子さんのツイッターをフォローしたところ、レオ子さんが「痴女評議委員会っていうのにフォローされた...」とつぶやき、他のフォロアーも「やった痴女認定www」「痴女なんかじゃないのにねー」みたいなツイートがありました。
「痴女」って言葉が自分では普通の言葉になってしまっていて気がつかなかったんですけど、「痴女」って言葉はどうやらとても印象悪い言葉なんですよね。
そりゃそうですよね、痴漢の女版だったら。電車の中でいきなり男の股間をまさぐったり、公衆便所でおしっこしてる男を後ろから手コキしてきたりっていうのは、変態ですし、たぶん精神的にも病んでそうですし、場合によっては犯罪です。
Wikipediaの「逆レイプ」の項には、女性から無理やり男性に性行為を行って犯罪になっちゃった例が載ってます。
→逆レイプ
以前、爆乳キャバ「ちちクラ★りな」 Jcup 109cm 河瀬リナというAVを紹介しましたが、これのレビューを書いててハッとしたのが、「あ、痴女ってビョーキだと思われてるんだ」ってことです。「この女優は赤いものを見ると痴女になる」という設定なんです。作品自体は、女優もプレイ内容も痴女ものとしてはキョーレツに良いので、すごくおすすめなんですが、この設定には違和感を覚えました。
その意味するところは「痴女になるには理由が必要」ということですもんね。
つづく。
それは…
「痴女はいます! でも痴女は存在というより、状態です!」
「痴女は、『性的プロトコル(エッチのための合意形成手続き)』の新しい形を具体化したもの!」
後で書きますけど、アツアツ、ラブラブの状態のカップルでは、女の子はよく痴女っぽいことしてると思うんですよね。
「痴女」そのものになっちゃうと、いろいろ生きづらいことも多いでしょうが、「痴女状態」は女性にも男性にもきわめてハッピーな状態で、その状態には誰でもなる可能性があると思います。
「性的プロトコル(エッチのための合意形成手続き)」とはいったい何を言いたいのか。
プロトコルという言葉がカッコ良さげだから使いたいだけじゃないのか(そのキライはありますね)。
カップルになっちゃえば、痴女状態になるのは比較的かんたんですが、それまで関係の無かった男女間では難しいです。
関係の無い男女がバンバン、エッチする世の中は無法状態じゃないの?って気もしますが、私はバンバンしたいです。
でも無法状態はいやです。北斗の拳やマッドマックスみたいな世界では、3秒も生きていられる自信がありません。
関係の無い男女がエッチする関係になるっていうのは、つまりラブストーリーです。ラブストーリーなら世の中にあふれています。
でも、大半のラブストーリーは「好きという感情」が最重視されます。お互いに「好きという感情」を持っていて、なのに素直に表現できないとか、片方しかその感情を持っていないとか、お互い好きとわかっているののに、何度もすれ違うとか、いろいろパターンはありますが、なんにしろ、「好きという感情ありき」です。
でも、それは精神とか心は、体に優先するという、「理性のおごり」みたいなところもありますよね。
気持ちはあわないけど、体はあう、という関係は実際にあると思います。エッチにおいて相性はすごく大事です。身もふたも無いかも知れませんが、お互いの持ち物の相性がすごく大きいと思うんですよね。でも、お互いの持ち物を事前に確認するのは、普通無理です。だから、持ち物の相性について語られていることは少ないです。それより前戯の時間とか、ちょっと髪を撫でるとか、性愛のテクニックが語られます。
でも、正直言って、持ち物合わないと、やっぱりきついですよね。
……早くも話がそれはじめています。
ものすごく誤解される可能性を感じながら書きますが、「もっと気軽にエッチできるといいな」と思うんです。書いてみてわかりました、バカか、私。
それって、精子をまき散らしたいという、射精という生理現象をもった男性という生き物の願望でしょ?って思われるかも知れません。
そうかも知れません。そうかも知れませんが、そうじゃない気がしてならないんです。
今、私が書いてることは、自分でも本当にバカだと思います。
でも、エッチがしたいっていう欲望って、ほんとに人を狂わせます。
すでに功なり名なりをあげた人が、エッチに関してどれだけ事件を起こしているか。
性風俗は規制される一方です。ソープランドは新しく作ることは実質不可能で減る一方です。大河ドラマ『平清盛』にからんだ観光のため、福原ではソープへの取り締まりがきつくなったり、石川の温泉街もソープを排除しようとしたりしてます。
その分、デリヘルは盛んになってますが、働く女の子のことを考えたら、店舗型の方が安全です。
その一方で未婚率は異常なくらいに高くなり、婚活ビジネスが盛んになっています。なのに不倫率はたぶん高まってます。
……また話がそれました。
性的に抑圧されるのは法的社会ではある種仕方ないことだと思いますが、すごく童貞的・処女的感性が支配的じゃないかと思うわけです。
……結局まとまってませんね。
私が思ってることにたぶん近くて、もっと深く、おそらくは切実に考えてる人の文章に頼りましょう。
ものすごく鮮やかで、エモーショナルで、シビれました。
北原みのりさんが書いた「京都教育大学の集団強姦事件」についてのコラムです。
→京都教育大学の集団強姦事件
痴女はファンタジーじゃないよ!
「痴女」とはM男の願望を満たすためのファンタジー的存在であって、リアルな女性にそういうの求めると痛いよって思ってましたが、それこそ童貞的感性だったんじゃないかと今は思うんですよね。
そう思ったきっかけは、「GANTZ(ガンツ)」っていうマンガです。主人公の彼女のタエちゃんは、地味で控えめな感じの女の子なんですけど、このコが、テレビを見てる主人公のズボンを勝手にさげて、ペロっとフェラチオするシーンがあるんですが、これを読んだときに「これだッ!」と神のイカヅチが私を直撃したのでした。大げさですね。
※ところで、このタエちゃん、どんどん大活躍するようになり、全裸で街を逃げ回るハメになったりします。実写映画では吉高由里子でしたが、いい感じの地味さと、なのにかわいいっていうところ、ヌードもOK(吉高由里子も脱いでますが)っていう点から、わたしはぜひ「つぼみ」にタエちゃんを演じてもらいたいと思います。
男からしたら、自分から求めてないのに、女の子にパクっとされるっていうのは理想的じゃないでしょうか。これ、痴女的行為そのものですよね。
タエちゃんはたぶんエッチしたかったんですよね、そのとき。で、スリスリして無言のアピールをするとか、キスを求めるとか、いろいろなアプローチがある中で、いきなりパクっを選んだのは、おそらく茶目っ気とかサービス精神とかですよね。
一般的な「痴女」への認識、それはヘンタイ、病気、犯罪者。
「痴女」は「痴漢の女版」というのが、いちばん一般的なイメージじゃないでしょうか。「痴漢」←→「痴女」と字を見てもそうですよね。
前にも書きましたけど、私が大好きなパチンコライターの森本レオ子さんのツイッターをフォローしたところ、レオ子さんが「痴女評議委員会っていうのにフォローされた...」とつぶやき、他のフォロアーも「やった痴女認定www」「痴女なんかじゃないのにねー」みたいなツイートがありました。
「痴女」って言葉が自分では普通の言葉になってしまっていて気がつかなかったんですけど、「痴女」って言葉はどうやらとても印象悪い言葉なんですよね。
そりゃそうですよね、痴漢の女版だったら。電車の中でいきなり男の股間をまさぐったり、公衆便所でおしっこしてる男を後ろから手コキしてきたりっていうのは、変態ですし、たぶん精神的にも病んでそうですし、場合によっては犯罪です。
Wikipediaの「逆レイプ」の項には、女性から無理やり男性に性行為を行って犯罪になっちゃった例が載ってます。
→逆レイプ
以前、爆乳キャバ「ちちクラ★りな」 Jcup 109cm 河瀬リナというAVを紹介しましたが、これのレビューを書いててハッとしたのが、「あ、痴女ってビョーキだと思われてるんだ」ってことです。「この女優は赤いものを見ると痴女になる」という設定なんです。作品自体は、女優もプレイ内容も痴女ものとしてはキョーレツに良いので、すごくおすすめなんですが、この設定には違和感を覚えました。
その意味するところは「痴女になるには理由が必要」ということですもんね。
つづく。